口腔探求者(oral seeker)のブログ

面倒くさがり屋な歯科衛生士と一緒に歯科について学ぼう

「小林製薬株式会社」「やわらか歯間ブラシ」の臼歯(奥歯)用が売っていました。

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筆者は、スーパーで買い物をしたついでに、口腔ケア用品の売り場を見て見ましたら.......ありました。

 

小林製薬株式会社」さんから奥歯用の歯間ブラシです。前回、こちらの商品をブログにアップさせていただいているのですが....

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oral-seeker.hatenablog.com

奥歯用ではありませんでしたので(前から5番目の歯くらいなら安心して使えました)、なので最初から折り曲がっているとありがたいですね。

 

こちらはゴムで出来ていますので、ブラシの先っぽが歯ぐきに当たっても痛くありません。

使用方法は、パッケージ裏に詳しく紹介されています。説明は省きます。

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こちらは前回のサイズでもかきましたが、ブラシのサイズが先っぽのところが細いSSSサイズになっていまして、ブラシの根本に行くにつれてブラシが太くなっていますので、入れるのでしたら無理なく入るところまでにしてください。キツキツなのに無理に入れますと歯と歯のサイズが大きくなってしまいます。

キツキツのスカートを無理に履いて「ビリッ」と破けるのと同じ感じですね。(笑) (ダイエットしな!) 

 

小林製薬株式会社」さんの「やわらか歯間ブラシ」を奥歯で使用するときは、金で出来ているL字型の歯間ブラシと一緒ですので、L字型に慣れている方はこちらをお使いになってもいいですね。頬の粘膜があって奥の方まで入れにくい場合は、歯間ブラシを口に入れましたら口を小さめに開いてもらうと頬の粘膜が伸びやすいので、歯間ブラシの背の部分で頬を外側に引っ張りながら垂直に入れると入ります。

 

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こちらの注意点は、やわらかいゴムで出来ていますので、乱暴に使用すると折れると思います。指で触った感じでそう思ったからです。(ふつうに使う分には問題ないです。)

ゆっくりと動かすようお願いします。

柄のところも短いですし、長めの柄よりは不器用な筆者でも簡単に使いこなすことができました。

もし初めてお使いの場合は、歯科医院でサイズを測ってもらってお使いください。

こちらはパッケージ上に、切り取ると4本持ち運びOKなケースが付いていて便利です。


 

歯も身体も首・頸(くび)には気をつけましょう。

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最近、首を痛めた筆者です。

一応なんとか治りましてほっとしています。

 

首は頭部と身体をつなぐところですが、気をつけてはいますが何かの原因で寝違えたりして痛めてしまいますよね。

 

歯にも首(頸)があります。歯科衛生士の学校で歯の首(頸)のことを「歯頸部」と習いました。「歯頸部」はどの場所かと申しますと、歯と歯ぐきの境目のことを言うのですね。

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歯科医院での歯科衛生士による歯磨き指導では、しつこいぐらい聞く言葉です。よろしくお願いします。

 

それで、歯科医院で働いていた時にたまにですが、歯の歯頸部の部分が白いチョークのように白くなっている患者さんを見たことがあります。白いチョークになっているところは虫歯で穴があく一歩手前の段階なので、白くなっているところを気を付けて磨いていただければ元の歯の色に戻り虫歯で穴が開かずに済みます。

 

筆者もなぜ歯頸部が虫歯になるか考えてみました。歯は、エナメル質という硬いものに覆われているのですが、歯頸部のところはエナメル質の部分が薄くなっているところです。しかも、身体の首も細くなっているのと同じように歯の歯頸部も少しだけくびれていますので、甘いジュースを頻繁に飲まれると歯頸部のくびれたところにジュースが溜まって虫歯になりやすいのかなと思いました。

 

原因が分かったところで解決策です。

一度歯科医院へ来院していただき、歯の白くなっているところが虫歯になりそうな歯なのか診ていただきたいです。もしかして大丈夫な歯かもしれません。(ただの元々の歯の色かもしれません。)もし、そこで虫歯になる一歩手前の段階であれば、フッ素を塗ってもらえると思います。そこでお家でのケアは、甘いジュース類を飲まれる日を少なく

していただき、歯頸部のところを歯ブラシの毛先をコチョコチョと同じ所を20回磨きましょう。可能でしたら、フッ素配合の歯磨き粉で磨いていただくのもいいですが、その時にうがいを何回もしてしまうとフッ素の効果がなくなるのでフッ素入り歯磨き粉をご使用でしたらうがいは1回だけの方がいいです。

歯磨き粉はちょっと.....という方は歯を磨いた後に歯に塗るタイプの物やフッ素入りのうがい薬も有効です。

筆者が歯科医院で「虫歯になりそうな白い所がありますよ。」と患者さんに指導したのですが、次の来院の時には歯の白濁しているところはいつの間にか治っていました。

患者さんに「白いところが治っていますよ」と教えましたら喜んでいらっしゃったのですが、強く磨きすぎたようです。

大人の方は、強く磨きすぎると歯頸部のエナメル質がなくなりやわらかい象牙質が露出して知覚過敏になってしまうので、気をつけましょう。

 

歯間ブラシや歯間フロスは、ギターやゲームコントローラーみたいに手の感覚を覚えましょう。

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皆さん、ギターやテレビゲームはやりますか?

特に今のコロナの時期、お家で過ごす時間が増えたので、ゲームを購入されたご家庭は増えたのだろうと思います。筆者の家庭も今年買いました。

筆者は以前、手もそんなに大きくないのにギターをほんの少しですがかじりまして、硬くて美味しくなかったです。 (すみません......そっちのかじるではなかったです。)(汗)

そういえば昔、筆者はギターが下手くそなのに楽しかったなと思い出し、ある時、ふと、歯間ブラシや歯間フロスがギターやゲームをやっている感覚が似ていると思いました。

 

なぜそう思ったかと申しますと、以前、身内に「ファミコン」を借りてゲームを楽しんだことがあるのですが、筆者の父が「わしもファミコンをやりたい。」と言っていたので、ゲームのコントローラーの使い方を父に説明しました。今、発売されている「NINTENDO   SWITCH」は押すボタンが多くて筆者も使いこなせなくてやってないのですが、「ファミコン」のボタンは確か、十字キーとAボタンBボタンしかありませんので筆者も簡単に遊べることが出来ましたが、それでも高齢の父には「ファミコン」も難しかったそうで、やはりコントローラーを見ないとできなかったので、手でコントローラーの指の位置を確認しているうちに、「クリボウー」という敵にぶつかたり底に落ちたりしていました。

「コントローラーのボタンは、手の指の感覚で覚えるんだよ。画面見て!」とアドバイスしたのですが、やはり高齢の父は、コントローラーを見ないとできませんでした。しかし、筆者も人のことが言える人間ではないです。「NINTENDO   SWITCH」のコントローラーのボタンが多すぎます。以前、父にゲームのアドバイスをした筆者に「あんたも出来ないよ!」と自分で自分に言ってあげたいです。(汗)

ゲームのコントローラーもそうなんですが、ギターも指が弦の位置を覚えているのですよね。たまにプロのギタリストでもギターのネックのところをチラ見しますが、なぜ、弦をみないでギターをジャカジャカ弾けるのだろうと感心していました。

 

そこで、歯間ブラシや歯間フロスも同じことが言えます。お子さんの仕上げ磨きする時はともかく、自分の歯を歯間ブラシや歯間フロスを通す時、自分の口の中を直に見ることが出来ませんよね。必ず、鏡を見ながら或いは、歯ブラシだけでしたら鏡は見ないで手の感覚だけで行うことができます。「歯間ブラシや歯間フロスなんて簡単だよ。」と思われるかもしれません。しかし、考える機能が衰えつつあるご高齢の方にとっては、鏡を見ながら歯間ブラシや歯間フロスを使用することが困難だと思います。しかし、ゆっくりやっていてもゲームみたいに敵に襲われることもありませんので、何回も練習して手の感覚に慣れていきましょう。何回も歯間ブラシや歯間フロスを使用していたら手の感覚が覚えてくると思います。歯間ブラシや歯間フロスの使用に不安がある時はぜひ歯科衛生士に聞いてください。

 

歯科医院の定期健診へ行きました。

 

先日、患者として歯の定期健診へ行きました。歯科衛生士として働けば治療の恐怖も和らぐと思いましたが、日に日に歯科医院が怖くなってくる筆者です。10年前や20年前の方が恐怖心はなかった気がします。

筆者が通っている歯科医院は去年移転されて建物が新しくなっているため、どんな風に変わったのか興味津々でした。もちろん筆者が歯科衛生士だということは、担当の歯科衛生士さんには告げていません。(筆者が歯科衛生士だと分かってしまえば担当の歯科衛生士さんもやりにくいですし、なによりこんな出来の悪い筆者が同業者なんてと思われたくないからというのが理由です。)(汗)

 

さて、歯科医院へ到着し、新しくきれいな院内に入りまして、さすがにコロナの時期なのかお会計はセルフですし雑誌類・小児患者さんの玩具はおいてありませんでした。

順番が呼ばれて診療内に入りましたが、車いすの患者さんが余裕で通れるくらい廊下が広くてどこかの博物館か図書館にいるみたいでした。

それぞれ個室ですので、プライバシーも守られて良いですね。

 

まあ問題は治療の方なのですが、可愛らしい歯科衛生士さんが優しく主訴を聞いてくださりなんとか恐怖心は落ち着きました。筆者が座ったチェアーがふわふわにやわらかくて身体にフィットする感じで寝心地が良かったです。

 

主訴を聞かれて、筆者が気になるところは後でレントゲンを撮って先生が診てくださるそうで、歯科衛生士さんの指導をしてもらいました。

 

まず、染色液で歯の歯垢が取れているか染め出しです。皆さんもご存じの通り、歯垢が歯に付着しているところは赤色(違う色もあるかも) に染まります。付着している所は基本、(歯と歯の間・歯と歯ぐきの境目)をチェックしていますが、大人でも奥歯の溝も虫歯になるのだから、そのチェック項目も必要なのでは?と筆者は思うところです。

歯垢の付着具合がパーセンテージで表されて、筆者は1★%で担当の歯科衛生士さんは褒めてくださいましたが、筆者は心の中で(自分、プロだから一桁行けるでしょ)と自分で自分をツッコミました。

 

次は、プローブというもので歯ぐきの検査です。プローブを歯と歯ぐきに入れて歯周ポケットの深さを測るのですが、筆者はこれがものすごくチクチク痛いです。以前は歯と歯ぐきの深さの正常値が3mm以下でしたが、いつしか変わって正常値が2mm以下になりましたね。(厳し~い)

筆者は平常心を保ちながら調べてもらいました。痛い部位は痛いのですよね。なので筆者は堪えながら.....

 

チクッ       (痛い!)

チクッ       (いたっ!)

チクッ       (たっ!)

チクッ       (ちっ!)

チクッ       (つっ!)

チクッ       (てっ!)

チクッ       (とっ!)

 

と心の中で遊ぶようにしています。

メモリが付いているプローブという細長い器具を歯と歯ぐきに入れてポケットの深さを調べる時、ポケットの底にどうしてもプローブの先端を付けないとポケットの深さを測れないので、一瞬ですが(1~2秒くらい)チクっとします。ご了承ください。

 

次は歯の動揺度です。歯が歯周病でぐらぐらに揺れないかピンセットで調べます。

 

次は出血部位の確認です。これは、いくら健診がある時だけしっかり磨いても普段丁寧に歯磨きをしていないとバレてしまいます。(汗)歯ぐきの腫れや出血は歯垢が落としきれていないからです。(他にも理由はありますが) ですが、筆者は歯科衛生士さんに主訴を聞かれている時にしっかり磨けなかったと自己申告済です。筆者のマネをなさらぬように皆さん日頃からきれいに磨きましょう。筆者もやっと心を入れ替えました。(遅っ!)

今回は歯磨きのパーセンテージが良かったので、筆者への指導は省いていただけました。(汗)

 

次は歯石を超音波の機械で落としてくれます。これも年を重ねるにつれ怖くなってきました。

今回はこれが痛かったです。(知覚過敏もあるため) 

よく、歯石除去される時は痛くない歯科衛生士は上手な歯科衛生士だと聞いたことがありますが、筆者はそう思いません。確かに知覚過敏のある歯の歯石除去をする時やスケーラー・キュレット(歯石を取る器具) のエッジ(刃が付いているところ) を歯に当てないといけないのに間違って逆向きに当てて歯石を取ったら痛いですが。←そんなことがないといいのですが.....。そのような痛み以外はしっかり歯石を取ってくれているのだと思ってありがたいです。歯が沁みるとこがありましたら、教えてください。

筆者は今回の健診でテレビで宣伝してます「シュミテクト」の歯磨き粉を使ってみたいと切に思いました。

 

歯石がなくなったので歯間フロスで歯と歯の間をお掃除してくれます。こちらも歯科医院に行く前に筆者は念入りにフロスを歯と歯の間を通しました。

 

お次は機械のブラシで歯の表面を磨いてくれるのですが、筆者の歯は、歯の表面が凸凹があるのか着色しやすいので、粉みたいなもので勢いよく粉を噴射させる機械で落としてくれるようになりました。ありがたいです。機械のブラシを使っての着色落としは落とせなくもないですが、歯に薄く着色が付いた患者さん用かと思います。頑固な濃い着色の付いている患者さんは、歯科医院で「粉で噴射して着色を取る機械で落としてください」と頼んでみてはいかがでしょうか?しかし、場合によっては粉の機械を置いていない所もあります。

 

痛いことはありましたが、筆者は心を入れ替えて普段の歯磨きを丁寧に頑張ろうと決心しました。皆さんも歯磨きを一緒に頑張りましょう。

 

 

口の中に出来た水ぶくれ(粘液嚢胞)は、気にしないようにしましょう。

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皆さん、お口の中の粘膜に水ぶくれみたいな物が出来たことがありますか?醤油とかが沁みてしまう口内炎ではありません。写真は歯ぐきにありますが、実際の水ぶくれの好発部位は下の犬歯(糸切り歯)付近に触れる粘膜なのです。この水ぶくれを「粘液嚢胞ねんえきのうほう」といいます。この「粘液嚢胞」は筆者も患ったことがありますが、醤油がそこに触れても沁みないですし癌化もしないみたいですが、とりあえずプクっと水ぶくれみたいに膨れあがっているので邪魔です。さらに大きくなると、大豆くらいの大きさになるそうです。

 

なぜそんなものができるのか?お口の中には大きい唾液腺と小さい唾液腺があり、「粘液嚢胞」は小さい小唾液腺に関わっていますが、唾液が出てくるところが傷つくと唾液が出口が封鎖されてしまって出せれないので、唾液がプクっと溜まってしまいます。それで痛くはないので、お子さんなんかは膨れているのが気になってしまって触ってしまってますます大きくなったりします。

歯科医院で診てもらって消毒してもらって気にしないでいたりするといつの間にか治っていたりしますが、運悪く大きくなると場合によっては手術で取らなければなりません。「粘液嚢胞」を取る手術は痛いらしいのです。ですが、これは先程も申し上げましたが、癌化はしませんのでそのままにしておく方もいらっしゃるみたいです。ですので、手術でとっても構わないのですが、再発も繰り返す方もいらっしゃるので、「粘液嚢胞」が出来たらまず気にされないことです。

ストレスとかでお口の中を噛んでしまうこともあるみたいです。なので、もし透明な水ぶくれのようなものが出来たら、小さいうちに歯科医院で診てもらってください。

そしてお子さんは気にして触らないようにしていただきたいです。筆者も「粘液嚢胞」が消えなくて半年くらいそのままで絶望的でした。もう、この子と一生共存していこうと心に決めたのですが、いつの間にか治ってしまいました。(おそらく3年くらい)ですので、うがいをしたりして清潔に保って気にしないようにしてくださいね。

 

ブラッシング圧が気になる方におすすめ!!花王株式会社「ピュオーラハブラシ 薄型コンパクト」

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先日、マツコデラックスさんが筆者の夢に出ていただいて、早く記事を更新しなければと思っていたのですが遅くなりました。(あんた、まだ記事を書いてなかったの??って怒られそうです。)(汗)

 

ブラッシング圧が気になる方でも、いろいろな歯ブラシを使ってみたい方も多いと思います。そこで筆者がお勧めが、花王株式会社さんの「ピュオーラハブラシ」の今回は薄型コンパクトの方を説明させていただきます。

と言いましても、こちらの魅力は歯ブラシのパッケージの裏側にしっかり書いてありますので、そちらの説明に沿いながらお話していきたいと思います。

 

まず第一の魅力として、歯ブラシのヘッドが圧力を分散できるような形になっている。

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確かに、歯ブラシはヘッドが細長の形が多いですが、細長の歯ブラシにかかっていた圧を歯ブラシヘッドの幅を広げることで力を分散出来るということみたいです。

そして毛先の上から毛束を見てみますと、毛束の隙間がないくらいびっしりと細い毛がヘッドに植えられているのが分かりますので、毛束の隙間がある歯ブラシよりはしっかり磨いているなという満足感を得られると思います。

 

第二の魅力として、握る位置を柄の後ろにすることで、過剰な力が入らない。

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普段、1枚目の写真のように歯ブラシを持つ時は歯ブラシの真ん中くらいに指を置いていると思いますが、「ピュオーラハブラシ 薄型コンパクト」は、2枚目の写真のように歯ブラシを握る位置を後ろにしてあります。歯ブラシを真ん中のところと真ん中より後ろのところと比べますと、後ろの方が圧を抑えられているのが分かりました。

歯ブラシに「ピュオーラ」という文字がかいてあるのですが、そのすぐ上に親指を置く凹みがあります。手が大きい方がその凹みに親指を置いて歯ブラシを持ってもらうとお分かりだと思いますが、歯ブラシをペンを持つようにして持った時は、多少歯ブラシの柄から手がはみ出る形になると思います。マイクを持つように歯ブラシを持った場合も小指や薬指が歯ブラシの柄からはみ出る形になると思います。しかし、持ちにくいからといって握るように柄を持つとこの歯ブラシを持つ意味がないと思いますので、できるだけ指先で持って磨くようにしてください。

 

他にも薄型スリムヘッドで狭い奥歯にも入りやすいスリムネックをしているのが魅力です。

さて歯ブラシの硬さですが、さすがにブラッシング圧が気になる方用なので、「かため」の硬さはないみたいですね。「やわらかめ」と「ふつう」の硬さがありますが、ブラシのヘッドの毛が密集しているため、「ふつう」の硬さでも硬く感じます。歯ブラシの圧は強い方だと自覚されている方は、「やわらかめ」でもいいかもしれません。「やわらかめ」でも毛がしっかりしているため、満足して磨くことができると思います。それでも「ふつう」の硬さが良いとおっしゃられる方は歯ブラシを指先で持つようおすすめします。

 

色はブルー・ピンク・イエローの3色です。

 


    

「クリーパー」というモンスターのおかげで、下の前歯の裏をきれいに磨くことができた。

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タイトルに「クリーパー」と書きましたが、別に「クリーパー」ではなくても良いと思います。「クリーパー」とは、レゴブロックやNINTENDO  SWITCHのゲームの中にあるモンスターだそうで、彼のおかげで下の前歯の裏側をきれいに磨けたお話をさせてください。と言いましても、筆者の歯ではなく筆者の息子の歯を仕上げ磨きしている時です。

前に、下あごには舌があるせいで歯の内側が磨きずらいことをお話しました。舌のコントロールができる方はなんてこともないお話ですが、筆者の息子に限らず歯科医院でも歯科衛生士が患者さんの下の前歯の裏側(内側)を歯石を取ったりクリーニングしたりする時に患者さんが舌を前に出そうとしているので(たぶん患者さんは痛いから舌が前に出てしまうのかもしれませんが)、舌を傷つけないように、歯科用ミラーやバキュームで舌を排除しながら下の前歯裏側をきれいにしています。しかし本音を言ってしまえば、舌を前に出されてしまうと歯ブラシが上手に歯の裏側に当たらないので、下の前歯の裏側を磨く時は、舌を奥に引っ込めておいてほしいところです。息子に「今、前歯の裏を磨くからベロを奥に引っ込めといて!」とお願いしますが、舌のコントロールができないのか出来るのにやってくれないのかわかりませんが、あまりにも下の前歯の裏側に歯ブラシが当たらないので、息子に「ほら!!ベロを奥に引っ込めないとクリーパーが家に入ってくるよ」と脅しに入ったら、あんなにお願いを聞いてくれなかったのに長い時間舌を奥に引っ込めてくれました。

この「クリーパー」療法はお子さんしか使えないかもしれませんが、(お子さんでも使えないかもしれない) (汗)もし、お子さんの下の前歯裏側を磨く時にお子さんの舌が前に出てきて上手に磨けない時は、試してみてください。