口腔探求者(oral seeker)のブログ

面倒くさがり屋な歯科衛生士と一緒に歯科について学ぼう

甘々会を代表する飴(あめ)は本当に甘々だった話

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今は本当にいろいろな甘い物がお店に売ってますね。写真の飴も口寂しい時とかになめている方がいらしゃるのではないでしょうか。実際筆者も自分では買わないですが、人からもらったり、飲食店でサービスとしてもらった時は美味しくいただいていますし、のど飴は風邪をひきそうな時になめています。食事をする時間が取れない時にはいいですね。空腹が少し満たされそうで。

そんな飴ちゃんですが、調べてみますと甘々会(筆者が勝手に作った言葉です。)を代表する食べ物だったんですね。筆者はなんとなくですが、けっこう砂糖が入ってるのかなと予想はしていたのですが、こんな小さいのに甘いとは知らなかったです。というより、のど飴はなめるので、真実を知るのを避けていました。

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上の写真をご覧ください。(文字が薄っ!)

これは100g中にどれだけショ糖(砂糖)が入っているかが載っていますが、よく見てみますと、中には100g未満で計算されている食品もあり1回で食べる目安が書いてあると思いますが、その中で「あめ玉」が約81g 「バタースコッチ」(バタースカッチでもいい)が約82gも砂糖が入っているらしいのです。小さいのになかなかやりますなあ。(汗)

この表を見てみますと、和菓子、洋菓子どちらも砂糖が入っている食品はたくさん入っているんですね。

砂糖の含有量が少ない物を見てみますと、「串だんごーしょうゆ」が8g、「串だんごーあん」でも10gですね。他にも「甘辛せんべい」が9g、「デニッシュペストリー」が4gと書いてあります。ドリンクの方は、炭酸飲料や乳飲料、コーヒーは10g前後と低そうではありますが、缶詰1缶250mlあたりで書いてあるため、今時のペットボトルの400ml以上のものだと大きさが約2倍であるので、砂糖の含有量もおそらく400mlは20g前後は入っていると思います。

1日砂糖5g程度多くても10g位で結構な間食の組み合わせみたいです。それを考えますと、飴玉みたいな1位2位を争うような甘々会代表のものは、習慣にするのではなく、家族でピクニックに行く日だけとか、たまに1か月に1回とか舐める方がいいと思いました。

アメリカ人は日本人より砂糖の摂取量が多いにもかかわらず、日本人の方が虫歯の本数が多いというデータが出ているみたいです。それは、歯の質とか形状の違いにもよるところがありますが、前回に筆者が書かせていただいたと思いますが、1日の砂糖の摂取量よりも、1回分の砂糖の摂取量は少ないが1日に間食時間が多い方が虫歯のリスクが高いのです。洋食はどうか分かりませんが、和食は、煮物にも砂糖を入れる、ブリや鶏肉の照り焼きや甘酢でも砂糖を使いますし、食事でも砂糖を使うことが分かるので、それを考えると間食の組み合わせを考えさせられます。(理想は間食の後、歯磨きをした方がいいと思いますが。

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ドラえもんも好きな「きんつば」ですが(笑)(ドラえもんの漫画のコミック本できんつばを知りました。) 「きんつば」も甘いですが、甘くないお茶で召し上がってくださいね。

甘党の方に少し耳のいたい話をしてしまいましたが、私も甘党です。

夜、寝る前はしっかり歯磨きをしましょうね。

 

2枚目の写真の表は、新歯科衛生士教本 栄養指導・生化学の教科書を引用しました。