前回2021年3月4日のお話の続きです。前回では、「ビトイーン」歯ブラシを使われる時は、歯ブラシの毛先を少し角度を付けて歯の表面に当てる。とお話しましたが、「うまく毛先が歯に当たらないよ」という方もいらっしゃるかと思います。写真は顎模型ですからね。上手く歯ブラシの毛先が歯と歯の間に当たらない理由は、頬のお肉が硬くて伸びない方・歯ぐきの長さが短かい方・口腔前庭(ブログ参照) ↓ ↓ が狭い方ですと
毛先を当てることが難しいかと思われます。たぶん、「ビトイーン」以外の歯ブラシも同様だと思います。そのような方は、歯ブラシの毛先を歯ぐき側に向けたやり方で、歯と歯の間にできるだけ突っ込んで当てて磨くか、それでも歯ブラシ1本では汚れが取り切れないなら、歯間ブラシや歯間フロス・タフトブラシをお使いください。歯の一番奥の方は、狭くて歯ブラシを入れることが難しいところなので仕方がないと思います。
さて、歯ブラシの紹介をしていきます。
レギュラー・コンパクト・超コンパクトの3種類を使ってみました。
レギュラーサイズはこちら
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こちらの歯ブラシのヘッドは縦長なので、深く歯ぐきあたりまで入れやすいですし、3歯分くらいまとめて当てて磨くことができます。ただし、毛先のが大きい山切りカットになっているので、気を付けて鏡を見ながら磨かないと、毛先の山の頂上の部分が歯と歯の間から外れてしまいます。
コンパクトサイズはこちら
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こちらの歯ブラシは、歯ブラシヘッドの横から見ていただくと分かりますように、少しだけカーブの形になっていますので、レギュラーサイズの歯ブラシよりは奥歯の歯と歯の間に当てやすいかと思います。小さい山切りカットですから、歯と歯の間に毛先が入りやすいです。こちらも約3歯分当てて磨けます。
超コンパクトサイズはこちら
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こちらは歯ブラシのヘッドが小さいので、お子さんやお口の中が小さい方向けです。歯ブラシのヘッドを横から見ていただいて、先端の束だけ少し長くなっているところが、歯と歯の間に上手く当たります。
筆者は、歯と歯の間の汚れはコンパクトサイズが良かったですが、口腔内の条件が良ければレギュラーでも使いやすいと思いますし、お口が小さいのであるなら小さめの超コンパクトのほうが良いと思います。
歯ブラシの毛の硬さは「やわらかめ」「ふつう」「かため」がありますが、筆者は「やわらかめ」と「ふつう」しか購入していないため、2種類を使ってみて「かため」を使うかどうか決めようと思いました。それで、実際「やわらかめ」「ふつう」の硬さを使用してみて「やわらかめ」でも「ふつう」でも硬さはそんなに大差はないかなという感想です。まあ、「ふつう」は「やわらかめ」よりほんのちょっと弾力あるかなという感じです。でもやはり、歯ぐきに炎症がある場合は「やわらかめ」をおすすめします。
「かため」は使いませんでしたが、「ふつう」のかたさで十分だと思います。
歯ブラシの色です。
レギュラーサイズ
ブルー・レッド・グリーン・オレンジ
コンパクトサイズ 超コンパクトサイズ
ブルー・ピンク・グリーン・オレンジ
です。
長くなってしまいましたが、当て方は文字だけでは伝わらないと思いますので、実際に歯科衛生士に教えてもらったほうがいいです。筆者とは違った素敵なアドバイスをもらえるかと思います。