口腔探求者(oral seeker)のブログ

面倒くさがり屋な歯科衛生士と一緒に歯科について学ぼう

歯科医院お勧めのルシェロホワイトの歯磨きが本当に良いか体験してみた。(1年前に使用・現在使用なし)

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歯科医院では、歯に着色(茶渋やたばこのヤニなど)ステインでお悩みの患者さんにお勧めしている「ルシェロホワイト」の歯磨き粉が有名なのです。実際、筆者もかかりつけの歯科医院の歯科衛生士さんに勧められて購入して使ってみました。ユーチューブでも「ルシェロホワイト」の宣伝をされている方が多いと思われます。なので、歯磨き粉の入っている成分について半分は割愛させていただきますが、筆者が気になることだけ書かせていただこうと思います。

それで、歯科衛生士の教科書と照らし合わせて歯磨き粉のパッケージ裏をみていたのですが、最近のお店で売られている歯磨き粉には研磨剤と書かれているものが少なくなったなとはずいぶん前から知ってはいたのですが、この「ルシェロホワイト」のパッケージ裏には、[清掃材]とありますよね?「これはなんだ?歯科衛生士の教科書にもプリントにも載ってないではないか?」と頭に?マークが付きました。いろいろ調べてみましたら、Lime粒子という細かい粒子ではありますが、研磨剤みたいなものなんですね。だけれど、荒くはないので、歯が削れるのが必要最小限に抑えられているわけだと思います。

よく食品添加物に入っている増粘剤というものも書いてありますが、これも歯科衛生士の教科書やプリントに書いてないことでした。おもに、食品に粘度を付けるためにあるみたいなのですが、他の似たような役割の浸潤剤や粘結剤も入っているから、増粘剤なんていらないのでは?と思いました。

[甘味剤]のキシリトールを入れることで、ミントのスーっとするところを残しつつ(実際は辛くはない)ほのかな甘みで使いやすいのですね。

フッ素も配合なので歯を強化してくれるのもありがたいですね。

それで私事ですが、筆者は去年の3月頃まで着色についてとても悩んでいました。歯科医院で着色を定期的に落としてもらうのですが、一昨年の夏に歯のクリーニングをしてもらって1か月もしないうちに着色が付いてきてしまったのです。そこで、かかりつけの歯科衛生士さんに去年の3月頃相談したところ「ルシェロホワイト」を勧められて、水をつけないで磨いてみました。その指導では、1日に2回この歯磨き粉を使って磨いてください。ということでしたが、筆者はケチって2日に1回いや、3日に1回の使用と思いました。(あっでも、歯科医院のクリーニング後の1か月は、言われた通りに使用していました。) 2か月目で2日に1回3日に1回になっていき、それで調子にのってだんだんルシェロホワイトを使わなくなった結果、(3か月目からルシェロホワイト使用していません。)歯科衛生士さんに「ルシェロホワイト」をお勧めしてもらってから1年経ちますが、気になる着色が付いていません。これは歯磨き粉の使用をサボらないと分からないことですよ。(自慢するな!!) 自分を正当化してしまいましたすみません。(汗)

ですが個人差はあると思いますので、皆さんは筆者のマネはなさらないでください。

でも個人的に使ってみて思ったことは、清掃材という名でも研磨剤と変わらないことだから、着色に悩んでいても毎日は使わなくてもいいかなとは思います。多くても3日に1回かな。ですが、フッ素配合なので歯が削れていくのをなんとかカバーしてくれるかと思います。

筆者はお勧めです。

お使いになる時は、必ず歯科医院できれいに着色を落としてもらってから使用すると効果があります。