普段の口腔ケアや薬の服用だけでなく、ハーブティーで少しでも口腔内の症状をを緩和していただきたいですので、筆者がお勧めのハーブティーをご紹介します。
しかしながら普段の口腔ケアも大切なので、しっかりとケアを行った上でハーブティーをお楽しみいただきたいです。
と言いましてもハーブティーは味に癖があるものが多いので、受け付けることが出来ない方もいらっしゃるかもしれません。
そのような時は、料理にハーブを使われると手軽に取り入れることが出来ます。
では、まず一番筆者がお勧めしますのは、
です。
カモミールティーは、炎症を鎮静させる効果があり、口腔内だけでなく、食道や胃腸の炎症を抑えてくれます。しかも、カモミールティーを口にしばらく含んでいると歯肉炎も抑制してくれる効果もありますし、口臭も防いでくれます。
歯肉炎・口臭予防の他にも、
健胃 (胃を丈夫にすること・胃を健康に保つこと) や偏頭痛・不眠症・ストレスや抑うつ・アレルギーやアトピー・便秘・風邪やインフルエンザ・生理痛や生理不順・肩こりや冷え
があり、他のハーブに比べて効能がたくさんあることが分かりました。そして、
カモミールティーの中に含まれている抗酸化作用の「アビゲニン」というフラボノイド色素がガン予防に良いことがテレビで取り上げられていたこともありました。
ですが、癖がありますので、1週間に1杯は取り入れたいものです。
筆者が購入したのは、「無印良品」さんから発売されています「オレンジピール」の味が入った飲みやすいカモミールティーを飲んでいます。
偶然なのかたまたまなのか分かりませんが、「無印良品」さんの店へ買いに行きましたら、在庫が3つしかありませんでした。(たまたまですよね......。)
は胃腸に働きますので、
ストレスなどで引き起こされる胃もたれ・下痢や過敏性腸症候群などを予防してくれたりします。そして、安眠効果もあります。
カモミールティーの他にもお勧めのハーブティーは、歯磨き粉やマウスウォッシュにも配合されているミントを使ったミントティーです。
ミントティーは
口腔内の殺菌作用があるため、風邪対策にも効果的です。清涼感もあるので、口臭も予防してくれます。
しかも、神経を疲労回復してくれ、健胃効果もあります。
他にも、口内炎やカンジダ症・喉の炎症にはエキナセアというハーブティーと申したいところですが、医薬品に匹敵するくらい効能がありますが、制約が細かすぎるため筆者としてお勧めしません。
どちらかと申しますと、「エキナセア」のハーブより「セージ」の方が取り入れやすいです。
「セージ」はソーセージにも含まれているハーブで、口内炎やのどの痛み・虫歯や歯周病予防だけでなく、ホルモンバランス・更年期・強心作用(急性心不全・慢性心不全の治療に用いる) ・アルツハイマー病や脳血管疾患・痛風・免疫強化などに効果があります。
「セージ」は比較的副作用の少ないハーブですが、やはりお薬を服用されている方や、妊娠・授乳されている方はお控えください。
他にも喉の痛みに効く「ローズマリー」もありますが、ローズマリーの葉だけを茶こしに入れてローズマリーティーを飲んでみましたがいまいちでした。
筆者のようにお茶として飲めない方には、ローズマリーの葉だけを取って大さじ1杯分のローズマリーと小さじ1の塩を入れ、鶏の胸肉あるいはもも肉(どちらでもよい)を 揉んで漬け込んでから、召し上がる時にフライパンで鶏肉を焼いて食べると美味しくローズマリーを取り入れることができます。
ぜひ試してください。
ハーブティーはいろいろ種類がありますが、健康を維持するには続けることが大事だと分かりました。