口腔探求者(oral seeker)のブログ

面倒くさがり屋な歯科衛生士と一緒に歯科について学ぼう

タフトブラシは、塗り絵をしているみたいに使いましょう。

皆さんの歯や歯並びはどのような状態でしょうか?歯の大小もありますし、乳歯や永久歯の生え始めの歯がある方、或いは昔ほどではないですが、親知らずが生えている方もいますね。

歯の生え始めって、ふつうのブラシでは大きくて磨けないですよね。(まあ磨けないこともないのですが.....。)ふつうのブラシで磨くと、ブラシが歯からはみ出て余分な歯ぐきまで磨くことになります。そんな時に便利なのが.....タフトブラシです。

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歯科医院や歯科検診でこのブラシをご覧になっている方もいらっしゃるかと思います。生え始めの歯以外にも、歯並びが良くない所や歯の矯正をしている方、歯の本数が少なってしまったために義歯(入れ歯)を使用されている方にも便利で意外と簡単なブラシです。

簡単?....簡単です。ただ塗り絵をするみたいに歯の表面をタフトブラシでなぞるだけでいいです。特殊な技術はいりません。さあ、みなさん!!タフトブラシで塗り絵を楽しみましょう。

そうは言っても難しいよ、やっぱり。中には不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、タフトブラシの説明はあまりごちゃごちゃ言ってしまうと余計に訳が分からなくなってしまうと思います。塗り絵と言っても、ここはブラシを当ててほしいとこはあります。(やっぱり??)

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タフトブラシを使う目的は、ふつうの歯ブラシでは汚れを落とすことが難しいところを磨きたいのですから、上の写真を見ていただくとまず、

➀ 歯と歯の間

② 歯と歯ぐきの境目

③ 奥歯の溝

などがあります。

この部位を塗り絵みたいになぞってみると、ふつうのブラシよりもタフトブラシの方がきれいに汚れを落とすことができます。

使い方に不安のある方は歯科医院などで聞いてみてくださいね。