筆者は、最近薬局で歯ブラシを選んでいる時にふと棚の下を見ると、100円もしない「ライオン株式会社」さんの「山切りカットのビトイーン」ブラシを見つけ、値段も安かったので久しぶりに購入して使ってみたいと思いました。アマゾンさんでも、同じくらいの安い値段で購入できるのが分かったのですが、「安いってことは、この商品ってそんなに良くなかったっけ?」と、昔使っていた時のことを思い出そうとしていたのですが、その時は歯科衛生士ではなかったので、何も思わず使っていたと思います。そこで、山切りカットの部分が気になったので、久しぶりに購入して使ってみようと思いました。
ネットでは、「山切りカットのビトイーン」のブラシは、山になっている毛先の頂上しか歯に当たっていないからという理由で評価が悪かったみたいです。しかし、それはブラシの当て方が良くないから使いこなせていないからだと思います。どのように「山切りカットビトイーン」を使えば、このブラシの良さを引き出せるのかお話します。
まず、この歯ブラシのいいところは、歯と歯の間に歯ブラシの毛先が当たりやすいということです。
上の図は、歯のかみ合わせの上から見たところなのですが、(美術のセンスがなくてすみません)
歯みがきは、歯の平な所ではなく、いかに上の写真のように赤色のカーブの部分の汚れがきれいに磨けているかだそうです。(もちろん平な所も大事です。)「山カットのビトイーン」歯ブラシだけでなく他の商品も、歯の当て方に気を付ければカーブの部分はきれいになると思いますが、「ビトイーン」(省略させていただきます)の歯ブラシはカーブ部分の歯磨きをしやすくしてくれます。
「ビトイーン」を使ったが、上手く使いこなせていない方は、下の写真のように歯に対してまっすぐ垂直にブラシの毛先を当てているからだと思います。
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これでは、毛先が浮いてしまいます。
それで、どのようにしたらこのブラシを使いこなせるのかこちらです。
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上の2枚の写真のように歯ブラシの毛先を少し上に向けるか、歯ぐき側に向けるかにすると、上手く当たると思います。
歯ブラシの当て方ですけど、
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まず、上の図をご覧になりながら説明しますが、歯ブラシの毛先を真上でも真下でもどちらでもいいですので(上の奥歯の外側は歯ブラシの毛先を歯ぐき側に向けた方が当てやすい。)、向けます。その後、歯ブラシの毛先を歯に寄り添うように歯にもたれかかります。歯と歯の間のカーブに毛先が当たるように調整していただいて、必ず歯の間のカーブにフィットできるところがあると思います。(歯並びが複雑な方は上手く当たらないかもしれません。ご了承ください。フィットしたら歯ブラシを動かして磨いてください。そのような磨き方でも磨けていない方。同じところを20回動かして磨いていますか?歯ブラシの角度も当て方もばっちりなのに、同じところを2~3回動かしただけで、すぐ違うところを移動してしまわないように気を付けてください。
長くなってしまいましたので、次回書きます。