口腔探求者(oral seeker)のブログ

面倒くさがり屋な歯科衛生士と一緒に歯科について学ぼう

「クリーパー」というモンスターのおかげで、下の前歯の裏をきれいに磨くことができた。

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タイトルに「クリーパー」と書きましたが、別に「クリーパー」ではなくても良いと思います。「クリーパー」とは、レゴブロックやNINTENDO  SWITCHのゲームの中にあるモンスターだそうで、彼のおかげで下の前歯の裏側をきれいに磨けたお話をさせてください。と言いましても、筆者の歯ではなく筆者の息子の歯を仕上げ磨きしている時です。

前に、下あごには舌があるせいで歯の内側が磨きずらいことをお話しました。舌のコントロールができる方はなんてこともないお話ですが、筆者の息子に限らず歯科医院でも歯科衛生士が患者さんの下の前歯の裏側(内側)を歯石を取ったりクリーニングしたりする時に患者さんが舌を前に出そうとしているので(たぶん患者さんは痛いから舌が前に出てしまうのかもしれませんが)、舌を傷つけないように、歯科用ミラーやバキュームで舌を排除しながら下の前歯裏側をきれいにしています。しかし本音を言ってしまえば、舌を前に出されてしまうと歯ブラシが上手に歯の裏側に当たらないので、下の前歯の裏側を磨く時は、舌を奥に引っ込めておいてほしいところです。息子に「今、前歯の裏を磨くからベロを奥に引っ込めといて!」とお願いしますが、舌のコントロールができないのか出来るのにやってくれないのかわかりませんが、あまりにも下の前歯の裏側に歯ブラシが当たらないので、息子に「ほら!!ベロを奥に引っ込めないとクリーパーが家に入ってくるよ」と脅しに入ったら、あんなにお願いを聞いてくれなかったのに長い時間舌を奥に引っ込めてくれました。

この「クリーパー」療法はお子さんしか使えないかもしれませんが、(お子さんでも使えないかもしれない) (汗)もし、お子さんの下の前歯裏側を磨く時にお子さんの舌が前に出てきて上手に磨けない時は、試してみてください。